Vol.008 シリコンバレー視察セミナー2日目
今日は、起業家養成コースの「シリコンバレー視察セミナー」の2日目でした。
本日は、スタンフォード大学に行き散策と、刺激的な3つの講演、
そして、シリコンバレー発祥の地と言われるヒューレットパッカード社のガレージ見学、
人気のある食料品スーパーマーケットチェーンの「トレーダー・ジョーズ」の店舗視察です。
講演者は次の3名です。
①Fenox Vc CEO アニス・ウザマン氏
②スタンフォード大学アジア太平洋研究所 リサーチアソシエート 櫛田 健児氏
③日創研グループ 代表 田舞 徳太郎
1人目のアニス氏は世界的に有名なベンチャーキャピタリストであり、通常では不可能な講演です。
まさに「奇跡の場」を頂くことができました。
2人目の櫛田氏も、シリコンバレーが先導する世界の変化にどの様に立ち向かうのか?
スタンフォード大学にピッタリの洗練された講演でした。
そして、3人目の田舞は、昨日から起業家魂に火が点き、先の御二人の講演で火が燃え盛り、
アメリカの外部環境の激変と、今後、予想される日本の変化を熱く語りました。
スタンフォード大学に田舞節炸裂です!
下記に要点をまとめます。
・世界の誰もが望む商品がもう既に完成されている情報を聞いてサプライズ!
(内容は言えません)
・アニス氏は世界の大企業27企業から融資を受け、世界の140企業に投資している
投資判断の基準は・・・トップが最後までやりぬく力があるか?ゴルフはしない、
24時間働く覚悟がある
・世界の成功企業の共通項は2つ
①諦めない企業
②優秀な人材を活用できる企業
・企業は2つのタイプがある
①尖った優秀な人材を集めて経営
②普通の人材を優秀な人材に育てる経営
・人材には2つのタイプがいる
①「やる」と言いながら、言い訳ばかりで結局、行動しない
②徹底して行動する
・中小企業経営をベンチャー経営へ「スケールする」発想が必要
・現在のアメリカは大きな矛盾を抱え、建国以来、最大の危機である
(日本から見えない部分です)
・アップル、アマゾン、テスラのイノベーションの歴史
・米国における業界の激変ぶり
・アマゾンにより各種業界の7000店舗が閉鎖に追い込まれている
こうした現状がいずれ日本にもやって来る!
・イノベーションのトライアングルは、技術革新、心理的変化、構造変化
・ビジネスモデルの革新、ビジネスリテラシーの高い人材を目指せ!
今回の講演を終え、起業家養成スクールのご受講生の皆さんの
起業家魂が熱く燃えています。
私も熱い講演を聴き、スタンフォード大学の広大なキャンパスに
身を置いておりますと、今までいかに小さな発想で仕事をしていたのか
気づかされます。外部環境は見えない所で激変しています。
気づいた時は遅すぎます!だからこそ、自ら変わることが大切ですね。
今日も刺激の強い1日でした。