企業研修の開催事例

2020.03.13

新卒内定者と先輩社員が一緒に学ぶ企業研修

今回は、広島県で住宅設備販売を営む企業様で企業研修を開催させて頂きました。

新型コロナの予防のため、入室から全員が検温・マスク着用・手消毒の徹底です。
(写真の異様な全員マスク姿はそのためです)

 

今回の開催経緯ですが、4月から入社される新卒内定者が、入社前に先輩社員さんと
一緒に学ぶ場が出来ればということで決まりました。

主な目的は、入社式での「どんな社会人になるのか」というプレゼンテーションに
向けての準備。そして、受け入れる側の先輩社員さんとの関係性構築です。

「どんな自分になるか」、その理想像を持っている方もおられますが、
殆どの新卒生は漠然としています。

目指す自分像の前に、自分は一体どんな欲求が強い人か、どんな強みや弱みを
持っているのか、ひとつひとつ丁寧に自己分析していきます。

ありがたいことに、人生の先輩である社員さんも一緒になって学ばれていますので、
自分の「実体験」をもとに新卒生が目指すべき道や考え方を分かり易く導いて下さいます。

 

5時間の内容でしたが、理論・理屈の勉強ではなく、多く盛り込んだディスカッションやワークにより、
新卒生と先輩社員さんの信頼関係や入社式に向けたチームビルディングになったと思います。
最後には、一人ひとり今後の目指す自分像をプレゼンテーションして終了しました。

セミナー後、社長が新卒生一人ひとりから話をお聞きしたところ、皆さん今後に非常に前向きで
「頑張ってくれそうです」という嬉しい報告も頂きました。

元々、素晴らしい経営や人材育成をされている企業様ですが、入社する前から時間や労力を惜しまず、
社員さんの教育に力を入れておられるお姿を見て、こうやって入社前から差がついていくと感じました。
こちらの企業様は、4月からそのまま弊社の「新入社員研修」もご活用下さいます。

昔から「七五三現象」と言われます。せっかく資金も労力も掛けて入社して頂いた社員さんが入社後
すぐ辞めていくという話です。

今回開催にあたって、社長から新卒生の育成の想いをお聞きしたこと、そして真剣に新卒生に関わられる
先輩方の姿を見て、私自身も人を大切に育成していくことを学ばせて頂いた機会になりました。

誠にありがとうございました。