経営者自らが学び続ける大切さを学びました。最も影響力の大きいトップが学び続ける姿が学ぶ社風を醸成すること、そしてトップの器以上に会社や社員さんは育たないということに気づきました。
当時は社内教育、特に価値観教育を行なう育成者のスキルもまだまだ発展途上でした。そこで、仕事観、人生観、人間観において、大切なものに気づいてもらう機会をセミナーに求め導入を決めました。
導入したことで、何事も前向き、建設的に物事を捉えて、目標達成に向かい、行き詰った時には可能思考で挑戦するという社風が醸成されていきました。それによって、目標達成意識、目標達成能力が高まりました。
自己成長コース(SA)受講して以来、どんなことにも挑戦できるようになり、自分の人生が大きく変わりました。自分で気づいたというよりも、周りの人に気づかせてもらったと感じています。また、仲間の力を借りるという発想がなく、全てを自分の力でやろうとしていたことにも気づきました。それがきっかけで、会社経営に対する考え方が変わりました。自分がいつまでも中心にいてはダメだと思い、仕事を振り分けて、新たな組織図を作りました。その結果、周りに仕事を任せることができるようになり、会社経営が円滑になりました。
学び続けることで、様々な効果が現れました。何よりも自分の娘(現社長)が「共尊共栄」の経営理念と「学ぶ習慣」を継承してくれたことを嬉しく思います。戦略も方針も、全てこの経営理念を基に考えることができています。1990年当時の教習生数は約4,600名で、東京都全体では約27万人もの教習生がいました。2014年の当社の教習生は約7,000名で、東京都全体では約12万人まで減りました。つまり、東京都全体の教習生の人数は55%減ですが、武蔵境自動車教習所の教習生は1.5倍以上に増えています。これは、なにより日創研で学び続けてきたおかげです。
経営者が自己開示をすることの大切さに気づきました。それが私に出来れば、きっと会社は一つになると直感しました。その実現に向け、自己成長コース(SA)修了後、そのまま一気に自己実現コース(SC)、SGA 目標実現コースと受講しました。
業績が良くなり、導入当初抱えていた債務も1年後には解消、V字回復を遂げました。また、社風が本当に良くなりました。全社導入から2年経過して受講した企業内インストラクター養成コース(TT)の一環で行なった社風診断では、嬉しい事に一番上の段階に位置づけされました。セミナーを導入してから、退職者もほとんど出なくなりました。会社の雰囲気や仕事ぶりに対する評判も良くなり、導入前は一桁台だったお客様からのご紹介受注率が今では47%にまで上がっています。